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【住まい手の未来のために】

私が建築業界に勤め始めたのは2011年4月。
新卒でハウスメーカーへ営業として入社し、10年間で数多くのお客様のマイホームのお手伝いに携わってきました。

ご紹介なども多くいただいていたおかげで順調にキャリアを積み上げ、最年少で中間管理職にも就いていました。

入社4年目に、とある施主様との出会いが、私の住宅というものの考え方に大きな変化をもたらせました。

その施主様は、俗にいう『プロ施主』です。プロ施主とは、プロ並みの意欲を持って家づくりをする施主／SNSやブログで情報を生産するプロシューマー施主のこと。

プロ施主様の家づくりを通して、建築について正しく学んでいくうちに、企業が売りやすい量産型の住宅が住まい手のためになるのか。という疑問を抱きました。

家づくりは一生に一度あるか無いかの一大イベント。もっと家づくりのプロセスを大切にし、住まい手の想いに寄り添いたい。その思いで、2022年に創業100年以上の大阪市の工務店へと転職、高性能住宅を建てた経験が浅い工務店でしたが、2年でどの職人さんが入っても高気密高断熱住宅ができる仕組みづくりに成功。

工務店に所属したことにより、全国の実務者さんとの交流が増え、同年代で活躍している同志たちからもたくさんの刺激を受け、独立を決意しました。

住まい手ご家族の未来を見据え、常に進化し続ける住まいづくりを目指しています。