2025年– date –
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構造計画ルール
耐震等級3を維持しながら無駄を省く経済設計の考え方
今回の構造計画スペシャリストのミーティングでは、ダイコースタイルの西田さんが作成されたプランを題材に、構造計画の視点からプランを添削・検討していきました。 単に「耐震等級を満たすかどうか」ではなく、構造区画・柱配置・基礎との関係をどう整理... -
その他
仙台研修旅行で感じた「建築の力」と「これからの備え」
― シネジック本社視察と震災遺構から学んだ2日間 ― 12月10日〜11日の2日間、仙台へ研修旅行に行ってきました。建築・構造の最前線を体感すると同時に、東日本大震災の記憶と向き合い、「これからの建築・まちづくりに何ができるのか」を深く考えさせられる... -
家づくり
残価設定型住宅ローンは、本当に「施主のため」の制度なのか
― 月々の支払いが安い、その裏側 ― 近年、「月々の支払いを抑えられる住宅ローン」として残クレ住宅ローン(残価設定型住宅ローン) という言葉を目にする機会が増えてきました。 広告や説明では、 月々の返済が軽い 借入額を抑えられる ワンランク上の家... -
その他
神戸の防災センターを訪れて――忘れてはいけない記憶と、これからのこと
先日、神戸の「人と防災未来センター」を訪れました。阪神・淡路大震災については、これまでにもニュースや本で知っていましたが、「知っていること」と「向き合うこと」はまったく別なのだと、入ってすぐに感じました。 館内で流れる当時の映像や、被災直... -
構造計画ルール
大工さんの二世帯住宅から学ぶ「丈夫で暮らしやすい家づくり」
今日は、静岡県の中村真住環境設計 一級建築士事務所の中村さんのレビューをご紹介します。 中村さんとは、今年1月に埼玉の夢・建築工房さんへ一緒に訪問した仲間で、構造塾や空調講座も受講されているとても勉強熱心な設計士さんです。そして——とにかく意... -
構造計画ルール
構造計画を内製化してコスト削減へ
本日の構造計画スペシャリストのミーティングでは、長野県の伊藤さんから実例報告をいただきました。 伊藤さんが関わっている工務店では、構造計画の内製化に挑戦中です。中心となっているのは設計担当の女性スタッフ。主体的に学びながら、実際のプラン改... -
構造
建物の微動探査
以前の記事では、地盤の微動探査についてご紹介しました。今回はその続編として、建物の微動探査で分かることをまとめています。 建物の揺れ方やバランスを「実測」して確認できるので、新築時はもちろん、耐震改修やリフォームを検討されている方にも役立... -
家づくり
断熱性能だけでは不十分!住宅の結露リスクと防露設計の基本
近年、住宅業界全体で断熱性能の向上に向けた取り組みが進んでいます。省エネ基準の引き上げやZEH住宅の普及など、「断熱強化」が住宅の品質を語るキーワードになりつつあります。 しかし、ここで注意すべきなのは 「断熱性能=安心」ではない という点で... -
断熱
UA値だけじゃ足りない!本当に快適な家を決める“自然温度差”とは
家づくりの性能を考えるとき、「自然温度差」という言葉を耳にしたことはありますか?あまり聞き慣れないかもしれませんが、実は 省エネで快適に暮らせるかどうかを測るバロメーター になる、とても大事な指標なんです。 UA値だけではわからないこと 実は... -
家づくり
BEIとは?GX志向型住宅と本当に重要なこと
最近、「GX志向型住宅」や「BEI(Building Energy Index)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。脱炭素社会を目指す中で、住宅の省エネ性能はますます重要視されていますが、その指標として使われるBEIとは一体何なのか?また、それをクリアすれば... -
構造
基礎設計と地盤の関係について
◎ 接地圧と地反力の考え方 基礎設計を行う際には、接地圧と地反力の違いと、それぞれの使い方を明確に理解する必要があります。 接地圧とは、建物全体の荷重が地盤に対して及ぼす「面全体での圧力」。 「構造塾」講座テキスト 一方で地反力は、その接地圧... -
環境塾
断熱化で変わる住宅設計:BISと北海道に学ぶ“暮らしの快適性”
「環境塾」も二期目に入っています。「環境塾」は、“意匠・構造・環境を一手に扱える実務者”の育成を目的とした学びの場です。三次元CADの操作についてはまだまだ習得途中ですが、講義で得た知識を日々の業務に落とし込んでいます。 また、「環境塾」と並...
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