「環境塾」中間発表

こんにちは。みつやまです。

8月6日に「環境塾」の中間発表が東大でありました。
課題は断熱等級4・5・6(Q1レベル1〜4)の6通りの仕様を発表。
断熱材やサッシの種類、熱交換換気の有無によって建物にどう影響するかを、新住協のQPEXを使って理解を深めるための課題です。
今回のブログは、記録用に使わせていただきますm(__)mゴメンナサイ

前室でくつろいで発表に備える塾生たちと建築談義。
各々の課題を発表。
緊張感もありつつ笑いもありつつ。

〇等級4
Low-eの窓ガラスがアルミ樹脂サッシより安く購入できるようになったことを考えると、窓の性能だけで等級4をクリアするのは容易。断熱材の厚みを薄くしようと狙っていかないと0.8にはならない。
→壁:グラスウール50㎜でもクリア。逆にこの数値を出すのが難しい。。。

〇等級5
等級4の仕様から、UA値0.6クリアできるように、断熱材の厚みや窓の性能を上げるだけでクリアできるもの。
→これが2030年のZEH水準。。。まだまだレベルは低いです。

〇等級6(Q1住宅レベル1)
付加断熱をするかどうか。付加断熱しない場合は窓がポイントになってくる。
熱交換。熱交換機が与える暖房エネルギー負荷の影響。換気の消費電力が大きく影響。
日射取得をより意識する必要があるのがQ1レベル1。
床断熱の場合は、窓が苦労する。日射取得76%のものを使用する必要がある。
→今標準化している性能に近いかと。

〇等級6(Q1住宅レベル2)
充填ネオマの力業 or 付加断熱。
付加断熱有無による自然温度差の違いが出てくる
→ネオマ力業でいくか、付加断熱で単価を下げるか。施工精度や大工手間を考えるとどちらが安くできるのか。。。悩んでいるところです。

〇等級6(Q1住宅レベル3)
付加断熱なしでは厳しい。
ガラスの取得を増やす。
→このあたりで、窓ガラスの性能の違いが影響してくるところ。

〇等級6(Q1住宅レベル4)
コストがかなり上がる印象。どこまで下げられるか。。。
→暖房負荷が下がるが、冷房負荷をもっと下げたい。QPEXでは暖房寄りの考え?の為、夏どうするかの検討は必要。

それぞれどのように課題をクリアするのか、その方法が全く異なり非常に学びがあった中間発表でした。
発表後は例のごとく、社食へ。次回は宇都宮の神長先生の実物件を視察なので、楽しみ。



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