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構造計画ルール構造計画を内製化してコスト削減へ
本日の構造計画スペシャリストのミーティングでは、長野県の伊藤さんから実例報告をいただきました。 伊藤さんが関わっている工務店では、構造計画の内製化に挑戦中です。中心となっているのは設計担当の女性スタッフ。主体的に学びながら、実際のプラン改... 構造建物の微動探査
以前の記事では、地盤の微動探査についてご紹介しました。今回はその続編として、建物の微動探査で分かることをまとめています。 建物の揺れ方やバランスを「実測」して確認できるので、新築時はもちろん、耐震改修やリフォームを検討されている方にも役立... 家づくり断熱性能だけでは不十分!住宅の結露リスクと防露設計の基本
近年、住宅業界全体で断熱性能の向上に向けた取り組みが進んでいます。省エネ基準の引き上げやZEH住宅の普及など、「断熱強化」が住宅の品質を語るキーワードになりつつあります。 しかし、ここで注意すべきなのは 「断熱性能=安心」ではない という点で... 断熱UA値だけじゃ足りない!本当に快適な家を決める“自然温度差”とは
家づくりの性能を考えるとき、「自然温度差」という言葉を耳にしたことはありますか?あまり聞き慣れないかもしれませんが、実は 省エネで快適に暮らせるかどうかを測るバロメーター になる、とても大事な指標なんです。 UA値だけではわからないこと 実は... 家づくりBEIとは?GX志向型住宅と本当に重要なこと
最近、「GX志向型住宅」や「BEI(Building Energy Index)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。脱炭素社会を目指す中で、住宅の省エネ性能はますます重要視されていますが、その指標として使われるBEIとは一体何なのか?また、それをクリアすれば... 構造基礎設計と地盤の関係について
◎ 接地圧と地反力の考え方 基礎設計を行う際には、接地圧と地反力の違いと、それぞれの使い方を明確に理解する必要があります。 接地圧とは、建物全体の荷重が地盤に対して及ぼす「面全体での圧力」。 「構造塾」講座テキスト 一方で地反力は、その接地圧... 環境塾断熱化で変わる住宅設計:BISと北海道に学ぶ“暮らしの快適性”
「環境塾」も二期目に入っています。「環境塾」は、“意匠・構造・環境を一手に扱える実務者”の育成を目的とした学びの場です。三次元CADの操作についてはまだまだ習得途中ですが、講義で得た知識を日々の業務に落とし込んでいます。 また、「環境塾」と並... 構造計画ルール一般の方が「構造計画」を理解し、間取りをチェックできる時代へ
最近、佐藤さんの構造塾YouTubeで「構造計画ルール」について積極的に発信されています。構造計画という少し専門的な言葉を、家を建てる一般の方々にまで広めていこうという取り組みです。 実際、2020年頃から「耐震等級3」や「許容応力度計算」といった言... 家づくり【シロアリ対策】ホウ酸処理の落とし穴と「本当に効果のある施工法」とは?
6月初旬、東京ビッグサイトで開催された住宅ビジネスフェアにて、たまたま立ち寄った「日本ボレイト(ホウ酸屋)」さんのブース。その時は立ち話程度だったのですが、以前から気になっていたホウ酸防蟻処理について、改めて問い合わせたところ、わざわざ大... 構造計画ルール施主様の要望と構造計画
家づくりにおいて、施主さまの理想を形にすることは、設計者にとって最も大切な仕事のひとつです。しかし、要望をそのまま設計に落とし込んでしまうと、耐震性や構造の合理性を損なってしまうリスクがあることも、見過ごせません。 今回は、「エコハウス大... 構造地盤の微動探査
最近、家づくりに関心のあるお客様から、「耐震等級3」や「許容応力度計算」といった言葉をよく耳にするようになりました。これは、家を建てられる皆さんの“耐震への意識”が高まっている証拠であり、とても嬉しいことです。 ご存じの通り、地震によって多... 家づくり標準仕様について
一邸一邸、お客様の暮らし方にあわせた提案住宅 私たちは、お客様の想いやこだわりを何よりも大切にしています。そのため、あらかじめ決められた「標準仕様」はご用意しておりません。 建材の特性や相性、住まい方・暮らし方によって最適解は変わります。...